内水面漁具・漁法図説/水産庁/内水面関係者待望の画期的なものと思われ内水面漁業の技術史を語る上でも貴重な文献になるものと自負している

商品説明
内水面漁具・漁法図説/水産庁/内水面関係者待望の画期的なものと思われ内水面漁業の技術史を語る上でも貴重な文献になるものと自負している

平成8年 1083ページ 重さ約3.07kg 図版豊富 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

この生産量は、平成7年で17万トンと我が国漁業生産量全体から見れば大きな数字 内水面漁業の生産量は、平成7年で とは言えないが、海面漁業の生産が大きな増減を示す中で安定的な推移を示すとともに、内容 的に見れば地場特産物の提供などそれぞれの地域において重要な役割を担っている。 一方、遊漁人口は戦後爆発的増加を示し、平成7年には年間延1,300万人が内水面での遊漁 を楽しんだと言われている。近年の国民生活の多様化や余暇時間の拡大に伴い遊漁等のレジャ ーの場、身近に自然とふれあうことのできる憩いの場としても、内水面の果たす役割は今後一 層重要性を増していくものと思われる。 このような状況のなかで、様々な特色をもつ内水面漁業は、今後とも遊漁等との適切な調整を図りつつ維持振興していくべきであると考えている。

内水面漁業に必要欠な漁具・漁法については、漁業法制定時に全国的な取りまとめが試 みられたが、資料の不足等により刊行には至らなかったと聞いている。爾来半世紀近くが経過 し、その当時と比べても漁具・漁法の形態が変化するとともに、漁具の材質も多様化する等の 様相を示している今日、その全容を取りまとめておくことは大きな意義があるものと考える。 今回集大成した、「内水面漁具・漁法図説」は、内水面関係者待望の画期的なものと思われ、 内水面漁業の技術史を語る上でも貴重な文献になるものと自負している。刊行にあたって漁具 ・漁法等に関する資料の提供をいただいた都道府県の内水面漁業担当者の各位に深く謝意を表 する次第である。 本書が内水面漁業に関する業務の一助となれば幸いである。

ないすいめんぎょぎょう【内水面漁業 inland water fishery】
海面漁業に対する語で，河川，湖沼，池，用水路などの内水面で営まれる漁業をさす。広義には内水面養殖業も含める。塩水湖，汽水湖なども含まれるので，厳密には淡水漁業と一致しないが，淡水生物を対象とする漁業と考えて大きなまちがいはない。おもな漁獲物はサケ・マス類，ワカサギ，アユ，コイ，フナ，ウナギ，ドジョウ，シジミなどで，養殖業も含めれば観賞用のキンギョ，ニシキゴイ，さらには淡水真珠なども生産されている。一般に内水面のほうが海面より漁場が狭小なので，漁具も海面漁業で用いるものの小型のものが多い。

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（2022年 5月 16日 17時 29分 追加）
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